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LINE公式アカウント、凍結、BANの原因と対策は?

LINE公式アカウント、凍結、BANの原因と対策は?

LINE公式アカウントはマーケティングをする上で非常に有効なツールですが、突然アカウントが凍結、BANされるケースがあります。

一度凍結されたアカウントは元には戻らず、それまでに集めた友だちやチャットのやりとりなどもすべて消滅するという、恐ろしいことに…。

そんな悲劇を起こさないために、この記事では、LINE公式アカウントが凍結、BANされる原因と対策について解説します。

しっかりと対策をして、不測の事態に備えましょう。

1|LINE公式アカウント、凍結、BANの原因

LINE公式アカウント、凍結、BANの原因と対策は?-1

ログインメンバーが自主的に削除した場合

LINE公式アカウントを何らかの理由で自主的に削除した場合は、アカウントを復活することができません。
これは、故意ではない限り頻繁に起こるようなことではありませんが、操作をしているうちに誤って消してしまうという可能性もゼロではありません。

アカウントを削除できるのは、「管理者権限」を持つ人だけです。
不幸な事故を防ぐためにも、「管理者権限」を持つ人は最小限にとどめておきましょう。


審査において「未認証アカウント」としてもご利用いただけないと判断した場合

LINE公式アカウントには

自由に開設して誰でも利用できる・・・未認証アカウント
LINE社に審査を申請し通過すると利用できる・・・認証済アカウント

の2種類があります。

ですが未認証アカウントとしても利用できない場合があり、開設できない業種やサービスがガイドラインに明記されています。


医療

【商品・サービス】

 医薬品など

【掲載できないケース】

・日本国内で未承認の医薬品等

・医薬品等の個人輸入代行

【商品・サービス】

 その他医療

【掲載できないケース】

 治験に関わる被験者の募集


出会い

【商品・サービス】

 出会いの機会・場所を提供するもの

【掲載できないケース】

 街コンイベント会社、相席居酒屋・相席ラウンジ、出会い喫茶、出会いバー、出会いパーティー、テレクラ、ライブチャット、インターネット異性紹介事業(出会い系サイト・アプリを含む)


アダルト

【商品・サービス】

 アダルト関連店舗、サービス

【掲載できないケース】

・性風俗店

 例:ソープランド、ファッションヘルス、デリバリーヘルス、セクキャバ、ハプニングバー、SMクラブ・バー、出張ホスト、回春エステ、ストリップ劇場、ピンク映画館、膝枕耳かき店

・アダルトショップ

 例:アダルトDVDショップ、アダルト書店、アダルトグッズ取扱店

・その他店舗・サービス

 例:メンズエステ、女性専用マッサージ、JKビジネス、添い寝・洗体

【商品・サービス】

 アダルトコンテンツ

【掲載できないケース】

 青少年の保護育成上好ましくない、性表現を含むコンテンツ

 例:アダルトビデオ・DVD・映画・番組・動画配信、書籍・雑誌・コミック、ゲーム・アプリ・インターネットサイト・掲示板等

【商品・サービス】

 その他アダルト

【掲載できないケース】

・アダルト関連店舗・サービスに関する情報提供

・風俗・ライト風俗・メンズエステ等に関する求人情報提供

・精力剤、媚薬、性行為・性機能に言及する健康食品・化粧品等


ネット関連ビジネス

【商品・サービス】

 情報商材

【掲載できないケース】

 「儲かる/儲ける」等の内容を謳って集客し、メールマガジン登録、動画・DVD販売やセミナー開催等へ誘導するもの

【商品・サービス】

 能力開発商材

【掲載できないケース】

 「◯◯するだけ」等、消費者が簡単に始められるような内容を謳って、メールマガジン登録、動画・DVD販売、セミナー開催等へ誘導するもの

【商品・サービス】

 リアルマネートレーディング(RMT)

【掲載できないケース】

 アプリやオンラインゲームなどのアカウント、キャラクター、仮想通貨等を現実の通貨に換金できるサイト・サービス


連鎖販売取引

【商品・サービス】

 ねずみ講、マルチ商法・MLM、ネットワークビジネス

【掲載できないケース】

 ・連鎖販売取引およびこれらに類する業態で営業を行うもの

 ・無限連鎖講(いわゆるねずみ講)へ勧誘、または紹介するもの

【商品・サービス】

 霊感商法、モニター商法等

【掲載できないケース】

・人間の不安・不幸・射幸心につけ込んで商品等を販売するもの

・違法とされる営業方法で商品等を販売するもの

・科学的な根拠が乏しい商品等を販売するもの


クレジットカード現金化

【商品・サービス】

 ショッピング枠の現金化サービス

【掲載できないケース】

 商品やサービスの代金を後払いするために設定されているクレジットカードのショッピング利用可能枠を換金する目的で利用するサービス


ギャンブル

【商品・サービス】

 カジノ

【掲載できないケース】

 換金可能なカジノ・オンラインカジノサービス

【商品・サービス】

 その他ギャンブル

【掲載できないケース】

 違法ギャンブルサービス


個人情報

【商品・サービス】

 個人情報販売

【掲載できないケース】

 氏名、性別、生年月日等の個人を識別する情報の販売


模倣品・海賊版

【商品・サービス】

 模倣品・海賊版

【掲載できないケース】

・芸能人・キャラクター等の模倣品・海賊版・非公式グッズ販売

・当社キャラクターの不正利用


※LINE公式アカウントガイドライン

このような業種は開設して利用出来ていても、ある日突然凍結、BANされて使えなくなるということもあり得るので、注意が必要です。


利用規約に違反する行為などがあった場合

LINE公式アカウントの利用規約の中で注意すべきは、

・第17条(アカウントの利用制限)
・第18条(禁止行為)
・第19条(利用停止・解除)

の部分です。

この中でも特に気を付けるべきポイントは、第18条の


・利用者または第三者が、不快または迷惑と思う内容の配信
・LINE利用規約に抵触する表現・内容の配信

という部分。

つまり、タイムライン投稿や、管理画面からの一斉配信の内容に注意が必要ということです。

②で説明した業種や発信内容はそもそもアウトですが、コンサルティング事業や美容系なども引っかかりやすいため、注意が必要です。



2|LINE公式アカウント、凍結、BANの対策

LINE公式アカウント、凍結、BANの原因と対策は?-2

一斉配信で、規約違反になる表現をしない

規約に触れていない業種でも、意図せずに誇張したり煽ったりした表現になってしまい、知らないうちに規約違反になってしまうケースがあります。

最近では「稼げる!」とか「すぐ痩せる!」と言った表現でBANされた事例が相次いで報告されています。

一斉配信してしまうと取り消しや削除はできないため、規約に違反していないか内容をしっかり確認してから送信するようにしましょう。


タイムラインでの拡散をしない

タイムラインは、不特定多数の人に拡散され、アカウントに登録している友だち以外も見ることができます。

こういったところに規約違反になる投稿をしてしまうと、不特定多数の人に怪しい情報をばら撒いているとみなされ、凍結、BANのリスクが高まります。

ガイドラインに違反しやすいと思われる業種の方は、タイムラインの利用は避けたほうが良さそうです。


認証済アカウントに申請する

認証済アカウントにするメリットとしては、

・公式のバッヂがつき、アカウントの信頼性が高まる
・LINE広告が出せるようになる

の2つですが、認証済アカウントにするには申請が必要です。

申請をすると、そのアカウントが認定済アカウントにふさわしいかどうかを細かくチェックされます。そこで利用規約に反しているとみなされると、未認証アカウントさえも取り消されてしまい、凍結、BANされてしまうのです。

運用後の認証済アカウントの申請は危険なので、認証済アカウントにしたい場合は最初に申請しておきましょう。



3|まとめ

LINE公式アカウント、凍結、BANの原因と対策は?-まとめ

LINE公式アカウントは、一度凍結、BANされると二度と復活させることができません。

凍結、BANを100パーセント避けることは難しいですが、原因を知って対策しておくことで、リスクはかなり低くなります。また、BANされるリスクの高い業種についてはLステップの回答フォームを活用して、顧客のメールアドレスも取得しておけると、BANされてもメールで情報を届けることが可能なので安心です。

できるかぎりの対策をして、突然の凍結、BANのリスクに備えましょう。

LINE凍結を未然に防ぐ対策アドバイスをいたします

LINEアカウントの凍結は、企業のコミュニケーションに大きな支障をきたします。マーケラインは、凍結リスクを最小限に抑えるための運用ガイドラインの策定やアカウント管理のベストプラクティスを提供します。具体的な対策方法について、専門スタッフが丁寧にアドバイスいたしますので、安心してLINEを活用することができます。

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